1986-04-23 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
○駒谷委員 今度の農林中央金庫の法律案提出の提案理由の説明の中に、「特殊法人の経営の自立化及び活性化の一環として、」民間法人化ということで、この自立化、活性化というのが今回の改正の大きな一つの要請であろうと私は思うわけであります。先ほどからも申し上げておりますように、この農林中金につきましては、その発足のときからあくまでも系統金融という問題、そうして先ほどから第一義的にはこの内容は外さない、こういう
○駒谷委員 今度の農林中央金庫の法律案提出の提案理由の説明の中に、「特殊法人の経営の自立化及び活性化の一環として、」民間法人化ということで、この自立化、活性化というのが今回の改正の大きな一つの要請であろうと私は思うわけであります。先ほどからも申し上げておりますように、この農林中金につきましては、その発足のときからあくまでも系統金融という問題、そうして先ほどから第一義的にはこの内容は外さない、こういう
○駒谷委員 今回の民間法人化についてでございますけれども、特殊法人から民間法人化ということに対する意義についてであります。農林漁業者の組織する協同組合等に対し金融上の便益を図ることが第一の大きな目的である、この基本的な性格、これは維持しつつという大臣の御答弁でありますけれども、民間法人化においてどのようにこの問題が位置づけられてくるのか。内容等をいろいろと精査いたしますと、基本酌な性格の変化というのが
○駒谷委員 それでは私から、金融二法のうち、農林中央金庫法の一部を改正する法律案に関係いたしましてお尋ねをいたします。 まず、この法案でございますけれども、現在の我が国の社会、経済事情、大変大きな変動が今起こっておるわけでありますけれども、農業、漁業を取り巻く情勢も大変変化して厳しい環境にあるわけであります。こういうふうな中で、臨時行政調査会の民間法人化の答申に基づき、かつ系統金融の頂点に立つ農林中金
○駒谷委員 この件については、中央競馬会の澤邊理事長お見えでございますので、拠出をされた方の立場として御意見を伺いたいと思います。
○駒谷委員 この百億が一般会計の中で四十億に削られておるわけですね。この農水予算全体が四・八%という減額の状況の中で大変厳しい予算編成であったろうと思うわけでございますけれども、これは後でまた質問いたしますけれども、百億が四十億という形が、これはますます農林予算の中で一つのあらわれとして出ているのではないか、そのように私は感ずるわけであります。事業そのものの原資というものは拡大を行われておりますけれども
○駒谷委員 私の方から、今回提案されております国庫納付金の納付等に関する臨時措置法案、それに関連した問題についてお尋ねいたします。 農業の経営の改善、さらに農業の生産力の増強、これを図ることは農政の推進の上で大変重要な問題でありますけれども、近年、厳しい財政事情を理由にいたしまして農林水産関係の予算は四年連続減額という形になっておるわけであります。六十一年度予算案におきましても三兆一千四百二十九億円余
○駒谷委員 現在の日本の経済を考えてみますと、先ほどから出ております急速な円高、それと同時に、先ほどもお話のありました原油価格の下落、この二つの経済の大きな変動が同時に今進行しておる、この現況があるわけでございますけれども、これの日本の経済に及ぼす影響、先ほどもプラスの側面あるいはマイナスの側面、そのようなことについての御答弁があったわけでございますけれども、これからますます経済のかじ取りは大変複雑
○駒谷委員 あと、こちらの方からまたお尋ねさせていただくので、御答弁いただきたいと思います。 全体、相当いろいろな政策が打ち出されておりますので、途中で御答弁を中断させていただいたわけでございますが、我が党の草川委員が、大臣の所信表明に対する質疑のときにいろいろと経済成長の問題をお尋ねいたしました。大臣その他関係の政府委員から答弁がございまして、六十一年度の経済成長率、実質で四%という内容になるわけでございますけれども
○駒谷委員 大臣がおくれて見えるようでございますので、大臣に対する質問は後半に回したいと思います。 それではお伺いをいたしますが、昨年の九月に行われました五カ国蔵相会議、いわゆるG5以来、円レートがわずかに六カ月余りで、当時一ドル二百四十円台であったものが現在百七十五円、きょうは百八十二円になっておるわけですけれども、そのように円が急騰いたしまして、民間企業がその対応策をとるいとまもないほど大変急
○駒谷分科員 現在のワクチンの製造法というのは、先ほども申し上げましたけれども、いわゆるキャリアの血漿からこれを材料にしてつくられる。したがって、その数は大変限定されてくるのではないかというふうに私は思うわけであります。そこで、最近このワクチンの量産に関して、バイオテクノロジーを応用し、HBs抗原をつくる遺伝子を大腸菌や酵母に遺伝子を組みかえて入れてやり、そして高い効率でHBs抗原が生産をされる、そのような
○駒谷分科員 このHBワクチンが研究開発の結果実用化されてきたということは国民にとって大変喜ばしいことでありますし、この研究者あるいは臨床医の御努力に対して私は敬意を表するものであります。 このB型肝炎のワクチンによって感染の予防ができるわけでございますけれども、一たんキャリアになりますとその治療が大変に難しい、そのように聞いておりますし、いまだその決め手がないというふうに聞いておるわけであります
○駒谷分科員 私から三点にわたって大臣また関係の局長にお尋ねをいたしたいと思います。 初めに、B型肝炎の感染防止対策でございますけれども、御承知のとおり肝炎につきましてはA型、B型、そしてA型でもB型でもないいわゆる非A非B型の三種類があると聞いておるわけであります。A型ウィルスの感染につきましては、急性肝炎を起こすが一過性のものであり、比較的問題がないと言われておりますが、B型肝炎については、輸血
○駒谷分科員 大臣、これは御答弁をいただく予定はいたしておりませんが、日本の大幅な貯蓄余剰ということで、いわゆる日本の資本が外国に流出するというような問題、これの中でやはりできるだけ資本のストックを国内に向ける方策というものを考えていかなければならぬというふうに私は思うわけであります。これは大変重要な論議になりますので、私の考え方だけを申し上げておきたいとは思うのですけれども、これからの公共事業ということについては
○駒谷分科員 大臣の大変力強い御答弁をいただいたのでございますけれども、財政事情から今の段階では大変厳しい六十一年度を初年度とする先ほどお話のあった第六次下水道整備五カ年計画でありますが、総事業費が十二兆二千億円でございます。第五次計画から見ますと一・〇三%の伸びという状況であります。事業実績の関係、過去を見てみますと、第四次の計画に対する進捗率、これは五十一年から五十五年でありますけれども、九六・
○駒谷分科員 私は三点にわたってお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 最初に下水道整備の問題でございますけれども、建設大臣にお伺いをいたしたいと思います。 下水道整備につきましては、御承知のとおり都市及びその周辺地域の特に人口が増加をしている地域、こういう地域におきましては、公共水域の汚濁の防止、生活環境の改善という観点から、どうしてもやはり快適な生活、魅力のある町づくりというものをしていかなければならない
○駒谷明君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和六十年度補正予算二案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) 我が国経済は、国内需要が伸び悩み、依然として外需依存の経済から脱却し切れない状態が続いております。米国を初め諸外国から非難を浴びている著しい対外経済不均衡を解消するためにも、内需の拡大が急務であります。一方、財政の再建は一向に進まず、昭和六十一年度予算案
○駒谷委員 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました政府提出の農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。 本改正案は、各種の年金制度が分立することによって生じている問題を解決し、長期的に安定した制度体系を確立しようとするものであります。すなわち、従来の国民年金を全国民を対象とする基礎年金に改め、これを共通基盤として二階建て、三階建ての年金を構築
○駒谷委員 これは総理府統計局の昭和五十四年の「全国消費実態調査報告」という資料でございますけれども、老夫婦世帯におきます全国での消費支出の調査が行われておるわけでございます。この消費支出の中で見ますと、十四万六千五百円というのが全国平均の老夫婦二人暮らしの消費支出額であるということが数字的に出ているわけであります。 先ほどから基礎年金の問題については、主たる生活の基本になるものだ、すべてがその内容
○駒谷委員 それではこの改正案に入るわけでございますけれども、先ほど大臣のお話のありました一階部分に当たる全国民に共通する基礎年金の導入の問題でございます。 今回、農林年金につきましても基礎年金の導入が図られようとするものでありますけれども、この給付の水準につきまして、国民一人一人の老後の生活設計にはこれは大きな影響を与えるものであると私は思うわけであります。一人につき月額五万円、年額にして六十万円
○駒谷委員 きょうのしんがりでございますけれども、この間は国鉄共済の問題等について農林大臣あるいは厚生大臣の御所見を伺ったわけでございますが、きょうは農林年金の中身の問題について質問をさせていただきたいと思うわけであります。 最初に大臣にお伺いいたしたいと思うわけでございますけれども、戦後死亡率が大変急激に低下をしてまいりまして、御承知のとおり平均寿命が大幅に伸びてまいりました。昭和五十九年には、
○駒谷委員 長官も御存じのとおり、我が国は貿易国でございます。したがって日米の経済関係、特に輸出というウエート、これはアメリカにつきましては輸出の総額の約三五%余りを占めているわけでありますけれども、この対米輸出の関係、そういうことで米国の経済の動向というのは大変微妙に反映するのではないか、そんなふうに思うわけであります。この対外経済摩擦という問題が今起きておるわけでありますけれども、我が国にとってはそういう
○駒谷委員 このままで推移しますと、先行きの見通しですが、本年度の成長率は五・七でございましたか、この成長率達成の見通し、長官いかがな状況でございましょう。
○駒谷委員 私は最初に経済企画庁長官にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。去る十月十五日、政府が金子経済企画庁長官を座長とする経済対策閣僚会議において正式に決定をされました内需拡大に関する対策及びそれに関連する諸問題について若干お尋ねをいたしたいと思うわけであります。 まず、長官、我が国の経済、景気の動向と先行きの見通しについてでありますけれども、経済企画庁が毎月出されております月例経済報告、
○駒谷委員 厚生大臣から御答弁がございましたけれども、この公的年金制度に関する内閣総理大臣に対する意見書の中にも、先ほどちょっと触れられました問題が大きく出ておるわけであります。要するに「現下の共済年金制度における最大の問題は、国鉄の共済年金にある。国鉄再建問題の検討に当たっては、この年金問題を抜きにしては考えられず、その際国民の公的年金制度への信頼を失わせないように特に留意されたい。」こういう意見
○駒谷委員 大臣から御答弁がありましたけれども、年金財政の問題については、農林共済年金の現況は大変厳しいのではないか。高齢化社会の到来ということで、人口の高齢化、これは必然的に年金受給者を増加させていく、逆に、これを支える現役世代の大きな負担を求める結果になる、そういう問題等から年金財政の将来を今大変憂慮をいたしておるところであります。 今回のこの改正につきましては、共済年金制度創設以来の最大の改革
○駒谷委員 公明党・国民会議の駒谷でございます。農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、時間は三十分でございますけれども、総括的な質疑をいたしたいと思います。 今回の共済組合法の一部改正でございますけれども、時間の関係で単刀直入にお尋ねをいたしたいと思います。 まず、農林共済年金制度、これの改革案を、本案を提出されたわけでありますが、その改革の趣旨及び改革を行うに当たっての
○駒谷委員 その価格の算式の問題でございますけれども、前回同様、生産費所得補償方式を適用されると思うわけであります。昨年の米価審議会あるいは当委員会においても、生産費のとり方、家族労働の評価、あるいは自己資本利子、地代の評価等についてはかなり食い違いがあって論議があったわけでありますが、農家の生活の実情、経営の改善という観点、ひいては日本の農業の振興発展という立場に徹したものでなければならない、このように
○駒谷委員 鹿児島の記者会見での農林水産大臣の発言が報道されておりますけれども、その点についてのお考えをお伺いしたいと思います。
○駒谷委員 私から二点にわたりましてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、米価問題につきまして大臣にお伺いをしたいと思うわけであります。 昭和六十年産の生産者米価を決める米価審議会が七月早々に開かれるというような現況を報じておるわけでありますけれども、御存じのとおり、全国農協中央会が六月五日に基準価格を決定いたしまして、政府の買い入れ価格の引き上げを要請したという報道がなされております。六十キログラム
○駒谷委員 大臣、ちょっと私がお尋ねしたところと少し違うわけでありますけれども、今お尋ねいたしましたのは、今度の農林年金の改革法案が提案されておるわけですけれども、この一年限りの措置、六十一年からこの改革法案が通過すれば実施される。そういうことになりますと、今回の一年限りの措置というのは本当に一年限りの措置でなくてはいかぬだろうと私は思っておるわけであります。 したがって、いわゆる再延長、もう一年
○駒谷委員 今国会でこの農林年金の改革案が提出される予定になっておるわけでございますけれども、詳細の問題についてはその時期に論議をしてまいりたいと思います。 次に、行政改革特例法の関係につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。 この問題につきましては、過日、補助金一括法案の審議が行われました。私もこの問題を取り上げてお尋ねをする予定でございましたけれども、時間の関係で要望程度にとどめた次第
○駒谷委員 私から昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共繋組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、若干のお尋ねをしたいと思います。 まず、農林年金の財政の将来見通しについてお伺いをいたします。 昭和五十九年の二月に、政府は「公的年金制度の改革について」という閣議決定をなされました。「高齢化社会の到来等社会経済情勢の変化に対応し、」婦人年金権の確立、障害年金
○駒谷委員 続いて大臣にお伺いしますが、今月十七日に米国が公定歩合を〇・五%引き下げて七・五%ということが行われておる。これは二十日から実施と聞いておりますが、この公定歩合の引き下げのねらいはどのように考えておられるかということが一つでございます。今後の金利の下がる方向、さらに公定歩合の引き下げが今の状況から見ると考えられるのではないかと思うわけでありますけれども、先のことで難しゅうございますけれども
○駒谷委員 外部からのそういう問題に対する対外政策という点から考えると大変厳しい状況でありますけれども、国内においても農産物の問題、そして今度の行動計画の中に盛り込まれる木材の問題等、国内産業にとっては、食糧の安全保障という問題から価格の問題その他、大変関係の深い問題が多いわけであります。やはり内需の拡大も、経済の安定成長という問題を考えていきますと、無視するわけにいかない重要な問題があろうかと思いますので
○駒谷委員 大臣、席に着かれて早速でございますが、対外経済対策と経済運営という点について、数点御所見をお伺いしたいと思うわけであります。 去る四月九日に、対外経済問題諮問委員会の報告を踏まえまして、緊迫化する通商摩擦の解消を目指して、第七次対外経済対策を政府が決定をされた。引き続いて四月十一、十二日にはOECD、経済協力開発機構の閣僚理事会がパリで開かれたわけでありますが、金子長官も出席をされて、
○駒谷委員 大蔵大臣、大臣の御答弁を伺いまして、やはり機能の分担の問題、これは結局現段階では、明確に機能分担についてのきちっとした結論が出なかったということのように私は受けとめたわけであります。したがって、費用のあり方について、これは一年間の暫定措置ということで、これが先行したというような形であろうと私は認識をするわけでございますが、そうしますと、この機能の分担の問題については、いつまでに国と地方との
○駒谷委員 厚生大臣にお伺いをいたしたいと思います。 今回のこの補助金一括削減の中で、特に厚生関係、社会保障関係の補助金のカットで、相当地方に財政負担が及ぶわけであります。特に、生活保護費とか心身障害者保護、老人福祉、児童養護措置、福祉手当給付金等々、基本的には憲法第二十五条の生活権の問題、いわゆる国の責任に基づくものが多いわけでありますけれども、この補助率の十分の八が高率であるというところからも
○駒谷委員 私は農林水産委員のメンバーでございますが、公明党といたしましては初めて農林水産委員からお尋ねをするわけであります。したがって、基本的な問題をまず大蔵大臣、自治大臣、厚生大臣にお伺いをいたしたいと思っておるわけでございます。 国庫補助金等の整理合理化についての基本的な考え方でございますが、国、地方を通ずる行財政の簡素合理化、地方公共団体の自主性、自律性の尊重という観点から事務事業の廃止、
○駒谷委員 きのうそしてきょう、参考人の質疑の中で参考人からいろいろな意見の陳述がございました。もう既に御案内のとおり、農業経営というのは大変厳しい状況でありますし、農業者の所得というものも全然伸びない状況になっておる。むしろ減少しておるというような傾向にあるわけであります。融資を受ける、いわゆる制度融資、系統融資等があるわけでありますけれども、この件につきましては無利子の融資ということになるわけでありますが
○駒谷委員 次に、今回の改正の中で、特に果樹栽培合理化資金それから畜産振興資金につきましては償還期間が十年以内ということになっておるわけでございます。償還の期間については一番長いわけでありますけれども、この償還期間十年にした背景、どのような事情を考慮されてそのようにしたのか、まずその点をお伺いいたします。
○駒谷委員 引き続いて私の方から、金融三法の一部を改正する関連の法案につきまして、特に農業改良資金助成法及び自作農創設特別措置特別会計法一部改正を中心にいたしましてお尋ねをいたしたいと思います。 まず農業改良資金助成法の一部改正でございますけれども、当面する農政の重要課題、一つは農業生産の再編成、二つには土地利用型農業の経営規模の拡大という問題、さらに生産コストの低減等々の問題に対応しながら経営基盤
○駒谷委員 五十八年度の需要量から比べてやはりこれは下回っておる。特にこの分については五十九年度二五%の減産という指導が行われたという点があるわけでございますけれども、先ほど、六十五年度の見通しについては大変厳しいけれども、数字的には把握しにくいという御答弁がありましたけれども、見通しとして、ことしの、いわゆる五十九年の暦年の需要量、これからの見通し等を見た上で、その数字からどの程度上回ると予想されるか
○駒谷委員 和装については伸び悩みという状況であるし、特に洋装の関係は徐々に消費が上昇しているようでありますけれども、結局全体の需要量からいきますと余り伸びていない、そういう現況であります。 ちなみにお伺いいたしますが、五十九年度、これは三月までということでありますが、五十九年の一月から十二月まで、暦年でいきますとこの需要量はどれくらいに数量が出ておりますか。
○駒谷委員 各委員から各般にわたっての質問がございました。私、持ち時間三十分ということでございますので、重複する部分があるかもわかりませんが、要点に絞ってお伺いをいたしたいと思います。 最初に、需給の見通しの件でございますが、昭和五十五年の十月に作成をされ閣議決定が行われました「農産物の需要と生産の長期見通し」によりますと、昭和六十五年度の生糸の需要は、総需要量が四十万俵、これに基づく国内生産見通
○駒谷分科員 今伺いますと六千台で二千六百台、大鳴門橋が開通になりますと約二倍の車が四国から淡路本島に、そして本州に向かって動いてくるという形になると思われるわけであります。もっとも地元では六千台よりもっとあるのじゃないかというふうに言われておりますし、当初、いわゆる神戸-鳴門ルートの計画において一応想定されましたのは、四十八年のときの計画でございますけれども、完成時において約二万数千台、しかも三ルート
○駒谷分科員 御説明を伺いましたが、淡路縦貫道の鳴門インターから津名一宮、この縦貫道の中のちょうど中間部分が工事が約二年ぐらいおくれるというような結果になると思うわけであります。 さらにお伺いをいたしますが、大鳴門橋供用開始が六月に行われるわけでありますけれども、この大鳴門橋が供用開始されますとこの大鳴門橋を渡ってくるいわゆる通過車の台数、これはどれぐらいを現段階で見ておられるのか。かつて、この橋
○駒谷分科員 私から二点にわたってお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、大鳴門橋完成に伴う諸対策ということでお尋ねをいたします。 本州四国連絡橋の中のいわゆる神戸-鳴門ルート、その中で大鳴門橋が昭和五十一年七月に着工されて以来約九年間の歳月を経まして、本年六十年の六月上句に完成をするという見通しになったわけであります。そこで、地元の県民あるいは関係自治体におきましては、国の財政難を理由に凍結
○駒谷分科員 この懇談会の意見を踏まえまして、五十九年十二月二十九日の閣議決定に基づく六十年の行革大綱では、これは五十九年の行革大綱を踏まえての内容でありますけれども、まず再編成の指針を厚生省でおつくりになる、こういうことになっておるわけでございます。先ほど大臣から内容等についてのお考えを伺ったわけですけれども、基本的にどういう姿勢を持ってこの指針の作成に当たるか。恐らくこの指針については、内容を読
○駒谷分科員 大臣、この懇談会の意見書はもちろんごらんになっていらっしゃると思いますが、その内容等、私も十分拝見いたしましたけれども、内容等を踏まえて、大臣としてどういうふうにお感じになっていらっしゃいますか。
○駒谷分科員 それでは私の方から、大別して二点にわたって大臣並びに関係当局にお伺いをいたします。 まず最初に、国立病院と療養所の再編成の問題であります。これにつきましては、去る二月一日、国立病院・療養所再編成問題等懇談会から厚生省に対して意見書が出されておるわけであります。この意見書の国立病院の今後の問題、これは、地域の医療という観点からいきますと大変重要な問題であります。そういう観点から、今回の
○駒谷委員 この報告書を私も拝見をして、これは大変重要な問題だと思いますので、きょう直ちにこの問題について全部質疑をするというわけにはいかないと思います。内容については、前文、日本農業の構造調整、衛生・検疫の規則の問題、その他の農産物貿易、農産物貿易とガットの問題、そして林産物、この各項目に分かれて農産物の問題に触れておるわけであります。これは大変重要な問題だと思いますので、大臣言われましたけれども
○駒谷委員 大臣のお話を今お伺いしたわけですけれども、今度の年頭におきます日米首脳会談におきまして、報道によりますと、この日米諮問委員会の報告について、総理大臣、向こうの大統領と双方が、この内容については大変検討に値するということで意見の合意を見た。そして先ほども出てまいりました対外経済問題の関係閣僚会議、そこにおきましても、これは報道でございますけれども、十分に検討せよというような形で総理大臣から
○駒谷委員 きょうの佐藤農林水産大臣の所信表明に対しまして若干の質問をいたします。 我が国の農業につきましては、高度成長期を中心とする経済の急速な拡大過程において多くの農地が壊廃され、麦、大豆等の自給率の低下、農業労働者の高齢化、第二種兼業農家の著しい増加などに見られるように、食糧の生産基盤の脆弱と経営規模の拡大による経営構造の体質強化が大変に立ちおくれ、また農村地域におきましては、社会的機能の低下
○駒谷委員 答弁ありました自作地の地代の評価の問題でありますけれども、先ほどからもたびたび質疑が行われておるわけでありますが、この小委員会での報告の中には、自作地の地代の評価を現行よりも高いものにするという考え方、恐らくその考え方に立って今回の評価がなされたのであろうと思うわけであります。その意見の中に、やはり先ほどからお話の出ております売買価格を基本にした地代評価をすべきであるという意見もあるわけでございますが
○駒谷委員 それでは次の点についてお尋ねをいたしますが、先ほど来次長の方から答弁があります米価審議会の小委員会の報告についてであります。 昭和五十八年度の米価審議会の米穀の政府買い上げ価格に関する答申、これに関連をいたしまして、この審議会から米価算定方式について「種々問題があるので、昨年の審議会の意見にもかんがみ、別途大方の納得の得られるような算定方式について早急に検討すべきである。」これは昨年の
○駒谷委員 引き続きまして、米価問題に関連してお尋ねをいたします。かなりの委員の皆さん方から、いろいろな観点から質疑が行われました。できるだけ重複を避けてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 まず最初にお伺いいたしたいのは、今回米価集議会の方に出されました大臣の諮問、米価のアップが一・四五%ということでございます。現地にいらっしゃいます農業者、農家の皆さん方は大変なふんまんの気持ちでございまして